CPUの故障はなぜ起きる?
CPUとはパソコンの頭脳ともいえる役割を持っています。マウスやキーボード、ハードディスクなどから出るデータをこのCPUが受け取り制御、演算を行います。
このCPUの性能が高ければ高いほどパソコンの性能も高いと言えます。このCPUが故障するとパソコンの電源が入らない、画面がフリーズする、突然電源が切れる、再起動を繰り返す等のトラブルが発生します。
CPUの故障の原因は?
CPUが故障する事は珍しいです。ではCPUの故障はどのような時に起きるのでしょうか?
熱暴走
熱暴走はパソコンの長時間の使い過ぎや冷却ファンの故障等が原因で発生します。パソコンが高温になっているにも関わらずにそのままにしておくとCPUの熱も上がり故障してしまいます
損傷
CPU本体を落としてしまったり、傷つけてしまうと勿論故障してしまいます。しかしCPUは基本的にパソコン内部に入っているので、パソコン自体によっぽど強い衝撃がない限りはあまりある事ではありません。
オーバークロック
オーバークロックとはCPUの周波数を定格以上に上げる事で通常より高速でパソコンの処理速度をあげる事をいいます。このオーバークロックが原因でCPUの内部回路が損傷する事があります。
CPUの故障を見抜くには!?
CPUが故障した時にでる症状は別の部品が故障した時にも発生します。またCPUはそもそも壊れにくい部品ですので、本当にCPUの故障でパソコンの調子がわるいのかどうか分かりません。
ではCPUが故障したかどうかはどうやって確認すればいいでしょうか?
まずBIOSがCPUを認識しているかの確認をしましょう。BIOSとはパソコンに繋がっているハードウェアの管理・制御を行っているのですが、CPUもこのBIOSが管理・制御を行っています。
このBIOSがCPUを認識しない時はCPUに何らかの問題があります。
またCPUの温度を測る事で、故障しているかどうかを確認できる場合があります。温度を測るフリーソフトがあるのでそれを使いましょう。
もし高温だった場合は故障しているか、そのままにしておくと故障するかもしれません。その時はパソコンのファンの掃除やCPUの冷却装置の故障を確かめてみましょう。